【節税には中古車】
節税といっても様々な方法があるとは思いますが、ココでは『中古車』を利用した節税方法をご説明いたします。節税の目的で中古車のご購入を検討されているのであれば、このページを参考にしていただき、更に顧問先の税理士や会計士など税金のプロへご相談の上ご利用してみてください。
【新車とは違う耐用年数】
新車は6年、中古車では2~5年と耐用年数が違うことから、減価償却による費用化の年数に差があるのです。
俗に『利益があるときは中古車がベター』といわれるように、節税に向いているのが中古車なのです。しかし注意が必要です。決算時に利益が出たからといって慌てて購入しても1か月分の償却費しか計上できません。
【なぜ中古車が節税に適しているのか】
まずは中古車と新車を比べてみましょう。当然ながら中古車なので同じ車種を購入するのであれば費用は安く済みます。更に『くるまの場外市場』のオークションシステムを利用すればもっとお得になります。また購入費用もさることながら、税金面でも新車と中古車とでは違ってくるのです。
【減価償却の仕組み】
自動車を購入した場合、取得金額をすぐに費用化することは出来ないのは既にご存知だと思います。
自動車は数年にわたり使用するものですから、その使用期間にに応じて費用化する必要があるのです。
それの使用年数が『耐用年数』と言い、自動車の場合は6年間と定められているのです。
例えば新車で500万円の自動車を購入すると、決められた計算方法を用いながら6年間で償却していくのであります。
【中古車の耐用年数】
なぜ節税対策に『中古車』をお勧めするのかというと、中古資産の耐用年数は短くすることが出来るのです。中古車は長く使用できないという観点からこのような計算が用いられているようです。しかし、実際は中古車でも充分、長期間ご利用できるのではないでしょうか。くるまの場外市場がご提案するオークションシステムを利用して『損せず購入し節税対策』も出来れば、まさに一石二鳥ではないでしょうか。
ちなみに中古資産の耐用年数計算方法は
中古資産の耐用年数=(法定耐用年数-経過年数)+経過年数×20%
となります。端数は切り捨てで2年未満は2年が耐用年数ということになります。
【たとえば中古でベンツを購入したなら】
A社の社長が国産の新車と、中古のベンツ、どちらを購入しようか迷っていたとします。購入予算は一緒だと仮定した場合、皆様ならどうお考えになりますか?
上記でも述べたように利益が出ているのであれば、私は中古のベンツをお勧めします。これはあくまで趣旨思考ではなく、『節税』という観点からのお話よいうことをご理解してくださいね。
決算月が3月のA社が9月に購入した場合
(国産500万円の新車)
初年度登録:2014年9月1日
車種・・・・・レクサス
登録・・・・・新車
経過年数・・・0ヶ月
金額・・・・・500万円
耐用年数・・・6年
(輸入車500万円ベンツ)
初年度登録:2010年11月1日
車種・・・・・ベンツ
登録・・・・・中古
経過年数・・・3年10ヶ月
金額・・・・・500万円
耐用年数・・・2年
中古ベンツの耐用年数=(6年-3年10ヶ月)+3年10ヶ月×20%=2.9333年
端数切捨てとなるので耐用年数は2年となります。
よって、1年目の償却費が(期中に購入したので7か月分)2.916.666円となり残りは時期に費用化出来ます。
期中に購入した場合(今回は9月に購入して3月決算)残りの月数分を費用化し、時期に残額を償却費計上出来るのです。新車の場合は償却に6年も費やすので節税対策には向いていないと言わざるをえません。
【オークションシステムで更にお得に】
節税効果が高い中古車をより安く購入し、より高く売却することが出来れば更なる節約なのは言うまでもありません。法人様・個人事業主様であれば『利益が出たら中古車を購入』し『赤字が危惧された時に売却』することがより安定した経営に繋がるのではないでしょうか。そこにはスピード感が必要になってきます。くるまの場外市場がご提供するオークションシステムこそが、もっとも節税のお手伝いに適したサービスだと自負しております。